コイン紹介

掲載日時：2025年11月23日　1時47分

ユトレヒト造幣局

薄っすらとトーンもあり、そして、なんと言っても最高鑑定！！

1787年というのは、これは面白い年なのです。

プロイセンがオランダに侵攻し、そして、ユトレヒトもこの年は、プロイセンの支配下へ

ヴィルヘルム５世は、プロイセンのヴィルヘルミナ王女と結婚したため、プロイセンは、虎視眈々とオランダをも占領しようと企んでいたはず。

結果、失敗するのですが、プロイセンは、神聖ローマ帝国（当時のハプスブルク家当主　マリア・テレジア）を裏切った家系であることを考えるとなんら不思議ではない

オランダとしては、以前より、プロイセンの脅威から守りたかったので、このような銀貨を発行していたのだろうか、そんな想像を掻き立てる１枚

是非、皆さんは、ご自身で、この１枚を持ちながら、当時の歴史を想像してみてください。

金額以上の価値のあるものであることは、間違いないでしょう。

鑑定枚数は、下記となります。（2025年11月23日時点）

オークション結果は、下記となります。

2025年9月に1774年ハーフデュカトンMS65が、17９万円で落札されました。

計算式：9,000ドル×1.2×150.21（2025年9月29日　三菱UFJ　TTS）×1.1

＜総評＞