【随一の経営者】アラゴン連合王国 マヨルカ島 ペドロ4世 レアルドール金貨 MS61 NGC

カテゴリ:スペイン

年号 1343-87年
国名 スペイン
鑑定番号 8540254-006
グレード MS61 NGC
販売価格 880,000円(税込)
発行枚数

コイン紹介

掲載日時:2025年12月9日 0時45分

重量:3.7g

子供に優秀な経営者になってもらいたいと思っている方には、必須の1枚でしょう。

これをお子様に渡し、お守り代わりとしてください。

 

ペドロ4世が、マヨルカ島を1344年占領し、マヨルカ王とも名乗り、マヨルカで発行されたコインとなります。

アラゴン王ペドロ4世を歴史の授業や、普段聞いたことがある方は殆どいないでしょう。日本では、おそらく皆無だと思います。

私は、彼は、スペイン建国の父と言っても過言ではないと思っています。

 

通常、王というものは、王国の財務状況を鑑みず、支出を行うものです。

例えば、ルイ14世です。

彼の戦争好きにより、フランスは、ルイ14世が崩御する際は、既に財政破綻状態であり、マリーアントワネットがいくら倹約しても結果は、変わらず16世の時に終焉を迎える運命だったのです。

ただ、ペドロ4世は、王国の会計監査を徹底し、文書にて、収入、支出を分かるように可視化し、財務の重要性を認識していた、当時では、稀有な存在でした。

そのため、当時、マルヨカ島が、工業、貿易で潤っていたことを認識することができ、マルヨカ島を組み入れることが、アラゴン王国にとって最重要課題の一つであることを分かっていたのです。

おそらく会計が分かっていたからこそ、管理を行い、マヨルカ島侵略のための予算を確保したのでしょう。

見事、マルヨカ島を手中に収め、スペイン王国の基礎を築いたのです。

*スペイン発行となっているのですが、アラゴン王国とカスティーリャ王国が1469年に合併し、スペイン王国となったためです。

 

オークション価格は、下記となります。

2023年がMSでは、最後のオークションかと思いますが、AU58は2024年にありました。

計算式:3,800ドル×1.2×(2023年1月17日 三菱UFJ TTS)×1.1

 

2024年8月12日にAU58が63万円で落札されました。

計算式:3,200ドル×1.2×148.34(2024年8月13日 三菱UFJ TTS)×1.1

 

<総評>

MSは、殆ど見ることがなく、まして、裸からこのようなグレードがつくことは、稀です。歴史的価値のあるものは、価格が徐々に上昇していることが分かります。非常に希少であり、面白い1枚。

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