コイン紹介

ヘンリー８世、非常に残虐な王と認識しているかもしれません。

ただ、彼は、弱小な国、イングランドを何とか維持、拡大していこうと苦心していたのです。

そして、ヘンリー５世ができなかった、既存権益の改革に乗り出します。

それは、修道院です。

修道院長は、貴族院での発言力も強くやっかいな存在だったのです。

修道院を解散させたことにより、その土地からの収入、資産の売却により、イングランドは、収入を得たのです。

また、戦争面では、まだまだ弱小なイングランドにも関わらず、神聖ローマ帝国マクシミリアン１世、フェルナンド２世と組みフランスを攻めたり、行動力がある王であったと思っています。

まだまだ、小さいながらも、全力で大国や既得権益に向かっていく、そんな姿勢に私は惹かれます。

鑑定枚数は、下記となります。

2022年2月6日時点

オークション価格は、下記となります。

2021年9月にSPINKにて年号が若干異なるヘンリー8世ハーフソブリンMS60がオークション会社手数料、輸入消費税込約300万円（2,996,544円）で落札されました。

＜総評＞

ＭＳ62と最高鑑定であり、このような状態のものは、もう出てこなくなりました。この１５００年代の希少なコイン。そして、弱小ながらも果敢に時代に立ち向かったヘンリー８世、そのコインを是非、1,000万円にならないうちに、是非、お手元にお持ちください。