お勧めの映画3選

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今回、コインに関する映画を3本ご紹介させていただきます。

最初の2本は、最近の映画のためご覧になった方もおられると思います。

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」

先ほどのブログでエリザベス1世1ポンド金貨を落札代行にてご紹介させていただきましたが、オークションに出品されていることもあり、2週間程前に鑑賞してきました。

1600年の頃、そして王室内のことであり、正確な情報が残っていない、公開されていないとは思いますが、メアリーとエリザベスのそれぞれ女王としての孤独な気持ちが表現されていたと思います。エリザベスは、メアリーと美貌を勝手に競っていたという印象を私は持っております。そして、エリザベス女王がメアリーの処刑のサインに躊躇したのは、本当なのかどうか、これを当時のエリザベス女王に聞いてみたいです。

「女王陛下のお気に入り」

こちらもアン女王AU58を販売するにあたり、丁度、上映していたため、2週間程前に鑑賞しました。アン女王も孤独な女王で、私はこの女王に人間味を感じこの映画をきっかけに好きになりました。

「ルートヴィヒ」

そして、最後に、当社でも時々販売しております、ルートヴィヒ1世(ターラー、2ターラー)に関する映画です。ルートヴィヒ1世の孫であり、ノイシュバンシュタイン城を建設したルートヴィヒ2世の映画です。大作であり、是非見ていただきたい1本です!

この映画を知っている方は非常に少ないと思います。

1972年に制作されたルートヴィヒ2世の生涯を忠実に描いた3時間の大作であり、正直、波がないため、非常に眠気に襲われる映画です。ただ、このように王の日常を淡々と描いた映画はなく、ルートヴィヒ2世を知るいい映画とも言えます。

バイエルンは小国のため、大国に囲まれながらも軍隊が15,000人程しか編成することができず、オーストリアが大軍を常駐したこともあり、長年苦労した王国です。小国なため常に財政も厳しい中、王となったルートヴィヒ2世、辛労はいかほどだったでしょう。その中で、雲上の女神でも有名になったエリザベートに心を許し、おそらく惚れていたでしょう。しかし、その恋は実らず、1864年にゾフィーと結婚し、その直後、おそらくエリザベートと結婚できなかったこともあり、憧れだった作曲家ワーグナーを宮廷に呼び寄せてしまいます。

少し暗い映画かもしれませんが、当時のバイエルンを感じることができる、非常に貴重な映画と言えます。